ある人のブログ

徒然思ってることを書いてるブログ

3年勤めた制作会社を辞めることにした

先に言う。退職エントリーではない。
会社を振り返ることもしないし先に何も決まっていない。
辞める事だけ決まっている。
というか決めた。
私は私の意思で会社を辞めることにした。


「会社辞めたいです」というチャットを面談前日の午前0時に上司に送った

ここから既に地雷臭というか迷惑は十分にかけている。なんたって前日。
面談で言えばいいなと思っていたが上司は私の事を好きじゃ無さそうなのでチャットで要件を先に伝えてクイックに私と接している時間を減らせたらお互いのためそうだなと思って悩みに悩んだ結果チャットを飛ばしたわけである。
多分上司に嫌われている。
多分というのは、「あなたのことが嫌いです」と面と向かって言われていないので雰囲気だけで嫌いだろうと決めつけるのは良くないなと思って多分をつけた。
私と話す際嫌そうにしているし、みんなで話していて私が発言している最中食い気味に遮断して話し始めたりするので多分嫌っている。
これで嫌いじゃないなら余程天然で空気が読めないか自分の感情を制限せずに表に出しているめんどくさいおじさんである。
まぁそんな上司が止める訳もなく「上に伝えるから理由教えて」と面談はスタートし説明し終えて10分くらいで終わった。

 

ちなみに上司、伝えなくていい情報すら筒抜けに伝えちゃうオブラートを知らない文化の人らしいので色々惜しい。
一部から「聞こえてくるワードが女子高生っぽい」とも言われており天然色が強いのかな?くらいにしか思ってなかったが最近は考え方も古いしギブばかり求めて一切テイクしない面を見るとかなりめんどくさいおじさんだなと思っている。
かまちょおじさんはいらないです。
とブログに数行連ねるくらいには私も嫌っていたんだなと今気がついた。
ギブばかり求めて自分じゃ何もしない人は嫌い。
努力している節が見えればまだ納得する余地があるかもしれないけどふんぞり返ってるんだもん。嫌。

ちなみにこの会社で体験したことは面白かった。
webサイト以外にもアプリケーションもどきみたいなものを作ったり。
めがねもデザインしたり。
いろんな事をした。
何回かは忘れたが徹夜で朝まで仕事をした時もあった。
疲れたが精神的に参ることは少なく大抵楽しかった。
もうすぐ来るだろうと言われていた案件もやりたかったけどちょっともう会社の雰囲気と義務制度増えすぎて無理ぽよ丸かなと思ったので辞める。


辞めることが決まるとすごくすっきりした気持ちになっている。
今までは「辞める時になったらあれこれ絶対言ってやる〜〜〜」みたいに思っていたが直前になるとすべてどうでも良くなっている。
この会社が創業して1ヶ月目に私は入社した。
激動とまではいかないがルールをこねこね決めながらみんなで進んでいく事、衝突もイザコザも人の流動もたくさんの景色を見た。
会社ができていく所。
ただの会社員だった人たちが役員や社長になるとどうなるのかという所。*1
無駄だと思っていたけど居れてよかったと思う。
ちなみに役員面談も穏やか〜に終わった。
形式的な「どうしてやめるの?」も聞かれたが別に深掘りもされなかったので改善する気は毛頭なさそう。
あと少しだけど、楽しもうと思う。

*1:※弊社は元からあった会社から制作部だけ独立する形で立ち上がった会社なので元から技術者もコネも仕事も全部揃ってのスタートだった。そのため社長は先頭を仕切っていたディレクターと仲のいい3人組で会社にした。この点は良い面も悪い面もあるが割愛する。