よくつかうPhotoshopのレイヤースタイル
デザインを行う上でメインで扱っているのはPhotoshopです。
どう早く目的のものを作れるまでショートカットするかを考えて作業をしています。
今回はその中でもレイヤースタイルについて。
レイヤースタイルとは
レイヤー自体にかけることのできる加工です。
掛け合わせにより無地の文字やモチーフも黄金に見せたり立体的にさせたりする便利な機能です。
詳しくはPhotoshop公式のレイヤースタイルのページをご確認ください。
レイヤースタイルも無料で高品質なものが配布されていますが、仕組みがわからないまま使ってもいざという時素早く動けなくなるので(毎回探してても埒が明かないので)ある程度、自分でちょちょいとできるものを書きます。
よく使うレイヤースタイル『ベベルとエンボス』
ベベルとエンボスってザ•加工って感じになって最初は使っていなかったんですが薄く使えば流行りのさりげない加工ができるのでよく使います。
今回は同じベベルでも雰囲気が変わるものを用意しました。
ぷっくりうるうるした加工
まず文字自体の塗りを透明に近くします。
水のような透明感が欲しい且つ加工がしたいので塗りを下げます。
不透明度を下げるとレイヤースタイルがかかった状態で透明に近づくのでスタイルを生かすために塗りを下げます。
レイヤースタイルはベベルとエンボスのサイズを7に、ハイライトを100%にしてシャドウを0に。
サイズを上げるほど丸みが増し下げるほど立体の角が丸い状態、平面が増えます。
さらに境界線を外側にして白1pxをちょい透明に。
これはベベルだけでは透明感がありすぎて可読性に難ありなのですこし形を補強して読みやすくしてあげる処置です。
もちもちおもちの加工
もちもちとしたおもちをイメージした加工です。
これはただの白文字にベベルはサイズを7、ハイライトは白なので特に反映されませんが100%に、シャドウは茶色を薄く16%で。
なぜ茶色なのかというとお餅の影色は白だからグレー…というわけではなく、食べ物は暖色を使ったほうが美味しく見える効果があるから色をつけています。
暖色でも、赤でもよかったのでは?と思うかもしれませんが、白はそれ以外の色がとてもよく反映される色なので、赤は少し強すぎるんです。
あとお餅のイメージから赤々しいよりすこーしわかるかわからないかくらいの色で、なおかつ暗い茶色にしたんです。
あとは形を補強するために境界線を1pxこちらも少し黄色の入ったグレーを56%で入れています。
シャキッと歯ごたえの加工
こちらはシンプルにベベルのみの加工です。
ベベルのサイズを0にすると1pxの陰影がつくので、硬い、少し立体的な加工をすることができます。
こちらも白なのでハイライトは反映されませんが100%に、シャドウは36%と少し薄めにしています。
シャドウを上げれば上げるほどカチッとした硬い文字になりますが、最近はあまりそういうしっかりとした立体は流行ってないので使ってません。
レイヤースタイルは奥が深すぎるので細切れに書きそう。
今日はここまで。