若い内にできること
「若い内に色々やっておいたほうが良いよ。」
というひとがいる。
学生の頃、若いからってなんでも任せないでほしいと思っていた時期もあったが、今はこの言葉がしっくりきつつある。
若い内とは、体力と気力が人生の中でも値がMAXに近く”義務"教育も落ち着き、それなりに人との関わりや物事への理解、世の中のパターンについてわかってきた頃だ。
この頃、大体の人たちは若いだけでなんでも出来る気持ちになる。
実際には世の中のほとんどの事が出来る力を持っていると思う。
何かを成し遂げるには「時間」「体力」「学習力」が必要だと思っている。
若い人にはその3つが揃っている。
この3つは年を取るごとになくなっていく。
何かをはじめて結果を出しまくるのは若い時がチャンスだ。
私は安定志向の若い人を責めたいのではない。
安定したい、安全な所にいたいと思うのは生き物として当たり前だと思う。
安定するために努力するのは先を見越して行動しているので良いことだと思う。
その努力の中に色々しておくが入っているのではないかと、近頃腑に落ちた。
力がある内に、回復力が高い内にダメージと知見を深めて、この先に備える考えの元にできれば良いと思う。
ただ深刻なダメージは後に引きずる可能性もあるのでそれだけは気を付けたい。
自分は衰えていく生き物だと、若いと気が付きにくい。
衰えていないから体感したことの無いことだから、仕方のないことだけれど。
いつか衰えると思っておくのと今が永遠に続くと思うのは大きく違うと思うのでより毎日を大切にできると思う。
今日はここまで。